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エントリーNO.79
岩波文庫を1ページ読書

           解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)
過去を思わず未来を恐れず、ただ「この一瞬を愉しめ」と哲学的刹那主義を強調し、 生きることの嗟嘆や懐疑、苦悶、望み、憧れを、平明な言葉・流麗な文体で歌った四行詩の数かず。 ぺルシアの科学者オマル・ハイヤーム(1048-1131)のこれらの詩は、 形式の簡潔な美しさと内容の美しさからペルシア詩の最も美しい作品として広く愛読されている。日本最初の原典訳。

発行
 岩波文庫 2008年4月4日 第66刷
著者名
 オマル・ハイヤーム
タイトル
 ルバイヤート
                    上記著作より、本文書き出し1ページを引用

  1
チューリップのおもて、糸杉のあで姿よ、
わが面影のいかばかり (うるわ) しかろうと、
なんのためにこうしてわれを久遠の絵師は
土のうてなになんか飾ったものだろう?
  2
もともと無理やりつれ出された世界なんだ、
生きてなやみのほか得るところ何があったか?
今は、何のために (きた) り住みそして去るのやら
わかりもしないで、しぶしぶ世を去るのだ!

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