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エントリーNO.45
岩波文庫を1ページ読書

           解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)
「唐詩選」は江戸初期から今日まで永らく日本人に愛誦されてきた唐詩のアンソロジーで、 王維・李白・杜甫など盛衰期の詩人を中心として、128人・465篇の名詩が選ばれている。 本書は、諸本との厳密な校合をへた原文とその訓読文に、 語釈・現代語訳をそえて漢詩愛好家の便に供するものである。 下巻に詩人小伝を付した。

発行
 岩波文庫 2008年5月23日 第9刷
注解者
 前野 直彬 (まえの なおあき)
タイトル
 唐詩選 (とうしせん) 全3冊
                    上記著作より、本文書き出し1ページを引用

    巻 一
     五言古詩
 五字一句で作られる詩形である。句数に制限はなく、 平仄(ひょうそく) などの規則もない。 韻は原則として偶数番目の句の終わりの字でふむ。初めから終わりまで一つの韻でおし通すのを一韻到底といい、途中で韻を変えることも許されるので、それを換韻という。 換韻の場合は、韻が変わったところの第一句は奇数番目の句になるわけだが、そこでも韻をふむことが多い。 古詩の場合に用いられる韻はいわゆる古韻で、律詩や絶句の場合よりは範囲が広く、たとえば真・文・元の三文字は、 律詩などでははっきり別の韻としてあつかわれるが、古詩では同じ韻として使うことができる。
 五言古詩の起源は、伝説的には漢の将軍で 匈奴(きょうど) の捕虜となった 李陵(りりょう) と、 同じく匈奴へ使者に行って捕虜にされた 蘇武(そぶ) とが唱和した詩に始まるといわれるが、 現在では認められていない。
(サイト管理人 注 1ページでは本の展開が伝わらぬ為あえて注を付す。  この後、五言古詩の説明が続き、「述懐」魏徴の現代文説明、 五言古詩の原文、訓読文、語釈、現代語訳が続く。)

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