エントリーNO.370
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アメリカのデモクラシー

解説文(「岩波文庫解説総目録」或いは、表紙より引用)

フランスの政治思想家トクヴィル(1805-59)が、アメリカ社会全般の透徹した分析を通して、 広い視野で近代デモクラシーを論じた、現代の民主主義を考えるにあたって読み直すべき古典的名著。 一八三五年版(第一巻)と四〇年版(第二巻)を各二冊に収録。

発行
岩波文庫 2005年11月16日 第1刷
著者名
トクヴィル  
タイトル
アメリカのデモクラシー (第1巻 上、下、第2巻 上、下 )  
 
上記著作より、本文書き出し1ページを引用

    第一部
  第一章 北アメリカの地形
 北アメリカは二つの広大な地域に分かれ、一つは北極に、他は赤道に向けて低くなっている----ミシシッピ河流域---- そこに見られる地球の変動の痕跡----イギリス植民地が創設された大西洋岸----アメリカが発見されたとき、南アメリカと北アメリカは異なって見えた----北アメリカの森林----大平原----土着の非定住民---- 彼らの外見、習俗、言語----未知の種族の痕跡
 北アメリカの地形には一目でたやすく分かる一般的な特徴がある。
 ある一貫した秩序がそこにはあって、土と水を分かち、山と谷を隔てている。 素材は入り乱れ、図柄は極度に変化に富んでいるが、その中にも単純で壮大な一つの構図が姿を現している。
 北アメリカは二つの広大な地域にほぼ等分される。


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