解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用) 人生を「旅」と観じ、自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿。 紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとした。 美しく味わい深い文章、構成の巧み、磨き抜かれた芸術精神、 それらが生み出した「妖術」の世界がここにある。 旅の実録「曾良旅日記」、秀れた古注釈書 「奥細道管菰抄」を併収。