エントリーNO.237
岩波文庫を1ページ読書
バガヴァッド・ギーター

解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)

インド古典中もっとも有名な本書はヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典であり、 古来宗派を超えて愛唱されてきた。表題は「神の歌」の意。 ひとは社会人たることを放棄することなく現世の義務を果たしつつも窮極の境地に達することが可能である、と説く。 サンスクリット原典による読みやすい新訳に懇切な注と解説をくわえた。

発行
岩波文庫 1992年3月16日 第1刷
訳者
上村 勝彦 (かみむら かつひこ)  
タイトル
バガヴァッド・ギーター  
 
上記著作より、本文書き出し1ページを引用

  第一章
 ドリタラーシトラは言った。
 「神聖なる地、クルクシェートラに、戦おうとして集まった。我らの一族とパーンダヴァの一族とは、 何をなしたか。サンジャヤよ。」

 サンジャヤは語った。-----
 その時ドゥルヨーダナ王は、布陣したパーンダヴァ軍を見て、師(ドローナ)に近づき、 次のように告げた。
 「師よ、このパーンドゥの息子たちの大軍を見なさい。あなたの聡明なる弟子、ドルパダの息子によって配陣された・・・。
 そこには、戦いにおいてビーマやアルジュナに匹敵する勇士や、偉大な射手たちがいる。ユユダーナ、ヴィラータ、偉大な戦士ドルパダ、


copyrighit (c) 2011 岩波文庫を1ページ読書