エントリーNO.184
岩波文庫を1ページ読書
いやいやながら医者にされ

解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)

「スカパンの悪だくみ」とならぶ喜劇。主人公スガナレルは若い頃医者の家で働いたことがあるが、 今はのんだくれの木こりで、夫婦喧嘩が絶えない。 たまたま名医を探しに二人の男がやってくる。 女房マルチーヌは亭主に仇討をする絶好の機会とばかりに亭主を医者に仕立てたが、さて、くり拡げられる珍妙な笑いの数かず。

発行
岩波文庫 1983年11月25日 第23刷
著者名
モリエール  
タイトル
いやいやながら医者にされ (いやいやながらいしゃにされ)  
 
上記著作より、本文書き出し1ページを引用

    第一幕
      舞台は田舎(スガナレルとロベール氏の家の近く、
      スガナレルが (まき) をつくっている森からも遠くない。)
   第一景
   スガナレル、マルチーヌ二人は口喧嘩しながら、舞台に出てくる。
スガナレル  いやだよ、まっぴらごめんだい、なんと言おうとおれの勝手さ、ご主人様なんだぞこのおれは。
マルチーヌ  おあいにくさま、わたしゃ、こっちの好きなように、お前さんに暮らしてもらいたいんだよ。 のらくらさせておくために、お前さんといっしょになったんじゃありませんからね。


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