エントリーNO.115
|
|
解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用) 野心と良心の悲劇であり、また罪とその報いとの悲劇である。 妖女の暗示にかかり、残忍な妻の野心にそそのかされて王ダンカンを殺し僭主となったマクベスは、 今度は失われることへの不安と良心的苦悩に責められ、ついに悲壮な最期をとげる。 古典的な戯曲構成、鋭い性格描写、すぐれた修辞において作者の天分を遺憾なく示す。シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。 |
|
発行
|
岩波文庫 2009年5月7日 第12刷
|
著者名
|
シェイクスピア
|
タイトル
|
マクベス
|
第一幕
第一場 野外
雷鳴と稲妻。
三人の魔女登場。
魔女1 この次三人、いつまた会おうか?
かみなり、稲妻、雨の中でか?
魔女2 どさくさ騒ぎの終わったあとでさ。
いくさが負けて勝ったあとでさ。
魔女3 日暮れにならぬ前のあとでさ。
魔女1 所はどこよ?
魔女2 あの荒れ野よ。
魔女3 そこで待つのよ----マクベスをよ。
魔女1 今いくぞ、黒猫や。