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エントリーNO.95
岩波文庫を1ページ読書

           解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)
敏捷な行動派孫悟空、気のよい愛敬者猪八戒、寡黙な哲人の風を帯びる沙悟浄。 ユーモアと諷刺にとんだ変幻自在な物語の展開をたどって読者は飽くことを知らない。 わが国でもはやくから人々に親しまれてきた中国四大奇書のひとつ。 7世紀の「大唐西域記」から生まれ、 その後民間で発達した説話を明代の人呉承恩が100回の長編にまとめあげた。

発行
 岩波文庫 2009年7月6日 第6刷
訳者
 中野 美代子 (なかの みよこ)
タイトル
 西遊記 (さいゆうき) 全10冊
                    上記著作より、本文書き出し1ページを引用

    第一回
       霊根を (はら) み源流が () ずること
        心性(しんしょう) () し大道が生じること
まずは詩を一首  ----
  混沌(こんとん) はまだ分かれておらぬゆえ
 天と地は 渺茫(びょうぼう) なんにも見えず
  盤古(ばんこ) が卵を破ったその時から
 天地はひらき清濁の別も生ず
 生きとし生けるを (はぐ) くむ (じん)
 万物をつくり善へとみちびく
 創造の秘密を知りたいのなら
 この『西遊記』を読みたまえ

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