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エントリーNO.92
岩波文庫を1ページ読書

           解説文(「岩波文庫解説総目録」より引用)
「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は、 階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献。 マルクスとエンゲルスが起草、1848年の2月革命直前に発表以来、 プロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。

発行
 岩波文庫 2009年3月5日 第89刷
著者名
 マルクス エンゲルス
タイトル
 共産党宣言 (きょうさんとうせんげん)
                    上記著作より、本文書き出し1ページを引用

 ヨーロッパに幽霊が出る-----共産主義という幽霊である。 ふるいヨーロッパのすべての強国は、この幽霊を退治しようとして神聖な同盟を結んでいる、 法皇とツァー、メッテルニヒとギゾー、フランス急進派とドイツ官憲。
 反対党にして、政府党から共産主義だと罵られなかったものがどこにあるか、反対党にして、 自分より進歩的な反対派に対して、また反動的な政敵に対して、 共産主義の烙印をおしつけて悪口を投げかえさなかったものがどこにあるか?
 この事実から二つのことが考えられる。
 共産主義はすでに、すべてのヨーロッパの強国から一つの力と認められているという
こと。
 共産主義がその考え方、その目的、その傾向を全世界のまえに公表し、 共産主義の幽霊物語に党自身の宣言を対立させるのに、いまがちょうどよい時期であるということ。
 この目的のためにさまざまの国籍をもつ共産主義者がロンドンに集まり、次の宣言を起草した。 これは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリー語、フランドル語およびデ ンマーク語で発表される。

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