エントリーNO.425
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解説文(「岩波文庫解説総目録」或いは、表紙より引用) 「ただ人情の有りのまま書きしるして、みる人に人の情はかくのごとき物ぞといふ事をしらする也。是れ物の哀れをしらする也」 ----物の哀れをしる心という概念で愛読書『源氏物語』の意義と価値を捉えた宣長。 歌論『石上私淑言(いそのかみささめごと)』とともに〈物の哀れ〉文学観の成立を示し、晩年の『源氏物語玉の小櫛』に先立つ最初の源氏物語論。 |
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発行
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岩波文庫 2010年2月16日 第1刷
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著者名
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本居 宣長 (もとおり のりなが)
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タイトル
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紫文要領 (しぶんようりょう)
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上記著作より、本文書き出し1ページを引用
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