エントリーNO.400
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解説文(「岩波文庫解説総目録」或いは、表紙より引用) 蝸牛を表わす方言は、京都を中心としてデデムシ→マイマイ→カタツムリ→ツブリ→ナメクジのように日本列島を同心円状に分布する。 それはこの語が歴史的に同心円の外側から内側にむかって順次変化してきたからだ、と柳田国男は推定した。 すなわちわが国の言語地理学研究に一時期を画した方言周圏論の提唱である。解説=柴田武 |
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発行
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岩波文庫 1983年8月10日 第3刷
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著者名
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柳田 国男 (やなぎだ くにお)
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タイトル
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蝸牛考 (かぎゅうこう)
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上記著作より、本文書き出し1ページを引用
四つの事実 |